房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

スズキのこぶ締め

外房のスズキで、こぶ締めを作りました。

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①材料:三枚におろしたスズキの半身と、干し昆布。②スズキは皮を剥き、中骨を取って、背身、腹身に切分ける。今回は背身のみ使用。昆布は酒で湿らせたキッチンペーパーでさっと拭く。切り身が隠れるくらいの大きさの昆布を上下2枚用意する。③ラップできつめにくるむ。最初は昆布が固くて身と昆布が密着しないが、気にしない。昆布が柔らかくなったころに一度取り出し、密着するようにくるみ直す。④冷蔵庫で半日~1日締めて完成。長く締めるほど昆布味が強まる。お好みで調整。

(左:腹身の刺身、右:背身のこぶ締め)

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スズキは、臭みがあったり、脂が乗り過ぎたりするので、生で食べるときはカルパッチョ洗いにすることが多いです。今回は外房のスズキの味を確認したくて、刺身とこぶ締めにしました。刺身は臭みゼロで、脂も程よく、歯ごたえ良く美味しい。こぶ締めは、ねっとりした生ハムのような食感で、嚙むほどに旨みがありました。スズキは美味い魚だと再認識した次第。東京湾ほど数は釣れないけど、外房で釣る意味はあります・・・。(`・ω・´)