房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

居酒屋探訪

青森の居酒屋

青森県五所川原に仕事で出張しました。夜、フリーになったので、ネットで評判の良い「釣吉」に行って来ました。 狭い店内は、地元の人で超満員!活気があります。これは無理か・・・と思いきや、店長が「一人?ちょっと待ってて。ちょうど、お会計済んだお客…

蘇我「山ちゃん」

これまで「芝浜」「松膳」を紹介してきましたが、今回は「山ちゃん」です。勝手ならが、この3店を「蘇我の3名店」と呼ばせていただきます。蘇我の呑み助の常連さんたちとしゃべっても、およそ異口同音のことをおっしゃいます。 「山ちゃん」は創業が古く、「…

大原・喜久寿司

仕事で大原に行きました。昼までフリーだったので、喜久寿司さんにお邪魔しました。平日ということもあり、客は私一人。「うちは、大原の漁港で上がった魚しかないけど、いい?」と訊かれ、「もちろん、それでいいです」と答えました。突き出しと吸い物が出…

ハタハタの丸干

山形県酒田市に日帰り出張しました。帰りの電車の時間まで小一時間あったので、居酒屋に入りました。刺し盛りとハタハタの丸干を頼みました。ハタハタ、大好き。いっとき姿を消しましたが、禁漁を経て復活しました。本場で頂いた味は格別でした。 ただ・・・…

蘇我「松膳」その2

久しぶりに松膳に行きました。刺し盛りは、タコ、イナダ、トコブシ、イカ、タチウオ、アイナメ、シメサバ、中トロ、カツオの9品でした。これで1080円。いつもならが、凄い。 白子ポン酢。クリーミー。熱燗の季節がきた。 本日、最高だったのが宮城県産「焼き…

馴染みの店⑧ 最終回

このブログで度々登場している天ぷら割烹店が閉店することになった。友人にこの話をすると、最終日にわざわざ名古屋から来るという。閉める店の最後の日、どんな雰囲気か想像もつかないが、枯れ木も山の賑わいだ。湿っぽいより賑やかな方が良いだろう。 19時…

馴染みの店⑦ 突然の別れ

先週末のことである。夜10時を過ぎていて、大分遅くではあるが、およそ一月ぶりに馴染みの店に顔を出した。慣れぬ仕事を引き受けてしまってバカに忙しくなった私は、釣りもそうだが、飲みの方もすっかりご無沙汰になっていた。店には客はなく、大将と差しで…

海外出張

お暑うございます。さて、わたくし、日曜日から一週間海外出張です。行先はオランダとドイツ。釣りも行けないし、ギターも弾けないが、酒は毎日飲んでやろうかと思っています。釣りとは関係ないですが(そんなのばっかりですが)、あちらの風景や食べ物など…

馴染みの店⑥ シロギスのフルコース

釣った当日、馴染みの天ぷら屋さんに、キスを持ち込みました。いろいろ作ってもらいました。 ①まずはお造り。27cmのジャンボキスがあったので、これは刺身で。釣りたてだから歯ごたえ良く。ほんのり脂がのっていて、甘味もあり。大将も、こんなデカいキスは…

馴染みの店⑤ 常連とは?

またやってしまった・・・。通過するだけのつもりなかったのだが・・・。つい・・・。 その金曜日は酒蔵信州で買ったお気に入りの日本酒「黒澤80」の四合瓶をカバンに入れていた。スーパーで刺身でも買って、コイツで金曜の夜をささやかに楽しもうと思ってい…

蘇我「松膳」

初めて入った松膳は、発見の喜び! 刺し盛りは、トロ、カツオ、天然シマアジ、イカ、タコ、甘エビ、ヒラスズキ、シメサバの8品で、1,080円。天然シマアジはダントツの逸品。ヒラスズキを店で食べるのは初めて。上品な白身で、スズキと比べて脂の臭みが全くな…

バリ男 つけ麺

わたくし、つけ麺にはまり、一時、中毒になりました。つけ麺の麺の量は、普通盛りでラーメンの1.5倍、大盛りで2倍です。困ったことに大盛無料の店が多く、大盛りの誘惑に勝てずに、づるづる、づるづると腹に納め続け、気づけばひと夏で6kg太りました。元の体…

サイゼリアで酔っぱらう

ご存じだろうか。 ◎ サイゼリアのグラスワインは100円ということを(赤白)。◎ 250mlのデキャンタが200円ということを(赤白)。◎ 500mlのデキャンタが399円ということを(赤白)。 あ、私は白しか飲まないので500ml飲むなら250mlを2回頼みますけどね。ぬる…

馴染みの店④ 新展開

ほぼ1か月ぶりに馴染みの居酒屋に顔を出すと、カウンターの中には細身の若い娘が立っていた。予想しない展開に、いささか面食らいつつカウンター席につくと、大将から「アルバイトのアサちゃん。先週から来てもらってる」と紹介された。真っ黒なストレートヘ…

馴染みの店③ イベント終えて、

およそ7年前、マラソンを走る仲間とサークルを作った。おととしくらいまでは、一緒に大会にエントリーしたり、旅ランに行ったり、駅伝に出たりしていたが、徐々に走る回数が減ってきた。監督だった人が名古屋に転勤になったり、各人の仕事が忙しくなったり、…

蘇我「芝浜」

蘇我の芝浜は、少々変わった造りの店で、ドアを開けると手前は魚屋になっている。魚屋を通り抜けて、もう一回ガラス戸を開けると、そこから居酒屋になっている。魚屋がやっている居酒屋ということで、興味津々だったが、私が行くといつも満席で入れた試しが…

馴染みの店② 常連客

「雨ばかりでね、全然だめだ。暇でしょうがない」と、おしぼりを差し出す大将。客は私一人だ。実のところ、今日は入店する予定ではなかった。大将に釣った魚を天ぷらにしてもらおうという一大イベントが翌週の土曜日に控えていたので、来週の中頃、顔出しよ…

馴染みの店① 赤ちょうちんデビュー

酒や食のエッセイが好きでよく読む。古いのは、池波正太郎の「散歩の途中にちょっと食べたくなって」、北大路魯山人の「魯山人の食卓」、開高健の「地球はグラフのふちを回る」「ロマネコンティ1935年」、山口瞳の「美酒礼賛」「酒食生活」「行きつけの店」…