房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

ブログを製本しました。

「房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録」が本になりました。

ウソです。正しくは、自分の手元用に本にしました。「ブログを製本する」でググると「ブログ製本サービスMybooks.jp」というサイトがあります。はてなブログと提携しているので、エクスポートしたブログデータを基に本を作るところはスムーズにできました。

このブログの記事は2026年7月時点で375件です。これを古い順に並べて印刷するだけなら、製本しようとは思いませんでした。カテゴリー別に章立てくれるので、やってみようかと思いました。

製本できるのは480ページまです。2段組み(横書き)にしてもページをオーバーするので、印刷したいカテゴリーを選ぶ必要があります。

ここで問題が発生。記事のカテゴリーはいくつでもつけることができるので、私も結構な数の記事を「ダブルタイトル」にしてました。暫定版のPDFをみると、ダブルタイトルの記事は自動でどちらかのカテゴリーに振り分けられます。例えば、「釣行記」と「料理」という二つのカテゴリーを付けていた場合、「釣行記」がメインなのに「料理」に分類されて「釣行記」には掲載されない、という事態が発生します。

ですので、全部の記事を振り返って「ダブルタイトル」の記事を、分類したい方のタイトルを残して、他方を消すという作業をしました。それでも全体の1割というレベルで、普段からダブルタイトルやトリプルタイトルを乱造しないで良かったです。

どのカテゴリーを消すと480ページに収まるか、何度か編集作業をします。結局8回やりなおしました。原稿が出来上がると発注です。サイズ、カラーorモノクロ、カバーを付けるか否か、ハードバックかソフトバックか、などを選びます。私は、B6サイズ、カラー、ソフトバックでカバー付きを選択し、全437ページで13,750円(送料込み)でした。通常、注文から2週間(10営業日)で発送されるそうで、私の場合は8営業日で届きました。

ブログは無料なので、突然サービスが終了しても文句は言えないなぁと漠然とした不安を抱えていました。まぁ、データのエクスポート、インポートはできるのでしょうけど、念のためハードコピーを残してみました。安くはないですけど、自分の書いたものが本ぽくなってちょっと嬉しいです。

脱キス釣り。ゴムボートの新たな展開。

ジョイクラフトのブラックマグ205(現ワンダーマグ205)に一馬力の船外機(ジェイモSP-1)を付けて、内房でキス釣りをしておりました。しかし、キス釣りだけではもったいない。脱キス釣りを目指して、装備を追加し、新しい釣りを開拓しました。

①魚探 (LUCKYLAKER Y2020CD ¥30,310-)

アジなど回遊魚を狙うなら魚探が必要と考え、ラッキーレイカーの有線&無線振動子付き魚探を買いました。使ってみると、魚の位置もさることながら、水深が分かるのが画期的(当たり前だが)。もう魚探なしには戻れない。振動子は有線を使っています。小さいので、タックルケースに入ります。②船用タックル

 リール:DAIWA LIGHT GAME X IC 150L-DH ¥12,936-

 ロッド:DAIWA 21ライトゲーム XS S-15   ¥10,484-

キスはスピニングタックルでやっていましたが、アジやカワハギを釣るには両軸リールの方が良いかと考え、購入しました。やはり、スピニングタックルより仕掛けを落とすのも、底を取るのもやりやすい。また、水深カウンターがついているので、何かと便利です。③高圧洗浄機とブロワーのセット (¥12,999-)

実はこれが今回の改革の出発点です。高圧洗浄機は想像以上に素晴らしく、ボートの片づけが楽になりました。そのおかげで、新しい釣りにチャレンジする気になりました。一方、ブロワーは音がうるさいので、ほとんど使ってないです。新装備を駆使して、6月にカワハギ7月にアジを釣りました。まだまだお試しの域を出ませんが、脱キス釣り一応達成です!

<所感~今後に向けて~>

脱キス釣りという意味では、ずいぶん前にボートでシーバスを釣っております。しかし、近場のナイトシーバスが個人的に盛り上がってしまい、ボートを出してまで釣ろうという気が失せてしまいました。6月のカワハギは、まるっきり肝が入っていないので、秋~冬に本格的に再挑戦します。アジは釣れたものの反省点が多くて、すぐにでも再チャレンジしたいところですが、世は海水浴シーズンに突入して駐車場とビーチは使えなくなっております。次は8月終わりか9月か。

それまで準備です。まず、右舷の右手側に竿を置けるように多目的台座を追加しました。それから、振動子を移動の度に回収しないで済むように、固定できるようにしました。これで走っている最中も水深や魚群を見られます。魚が掛かったら、タモですくって、魚を入れたままタモを固定し、竿を置いてからクーラーに移す、などと部屋の中でシミュレーションしています(^^;)。

外房でボート釣り初挑戦

初めて外房にボートを持ち込みました。一見穏やかに見えますが、背後を拡大しますと・・・。台風の影響でうねりが高い。外海には出られず、港内をウロチョロしてました。港内ですら上がっては(↑)下りる(↓)、うねりのせいで船酔いしました。念願のアジが釣れました。魚探に反応があるのはほぼ一か所でした。パラアンカーでなく、海底に落とすアンカーを持参していたら、もうちょっと釣れてたかも。サバも釣れました。写真はとりませんでしたがシマアジの子とサバがここぞというところで邪魔をしてくれました。仕掛けを下す最中にショゴ(潮子、カンパチの幼魚)26cmがヒットしました。このくらいになると結構引きます。アジの数が伸びないので、サバで水増ししました。ボート出してこんな程度・・・。正直、この日はボート釣りより、陸っぱりの方が面白かったかもしれません。でも、ボートが出せる場所を増やせたことと、ボートでアジを釣ることに目途が立ったことは大きな財産です。サバはしめ鯖に、アジとショゴは干物になりました。

[自分用備忘録]

・次回アンカー&アンカーロープ用意

・多目的台座追加

・コマセマゼラー購入

・仕掛け2m=80cm+60cm+60cmを1.6m=40cm+60cm+60cmに

カワハギの唐揚げ

①カワハギをむき身にする。

 今回のカワハギは25cm。頭を落とし、皮をむき、内臓を出し、各ひれを切る。

②隠し包丁を入れる。

 背びれ、腹びれに沿って1cmほど切れ込みを入れる。こうすることで、ひれを支える骨(担鰭骨というらしい)が骨せんべいになる。また、背骨に沿って切れ込みを入れ、火が通りやすくする。これを両面に施す。

③粉付け

 両面に塩・胡椒を振り、片栗粉をまぶす。粉は切れ目の間にも付ける。塩は食べるときに調節できるので、ここで振りすぎないように注意。

④揚げ

 160度で片面2分ずつ計4分揚げ、取り出す。5分ほど冷ました後、200度で片面1分ずつ計2分揚げる。

ゴムボートでカワハギ釣り

久々のボートです。キスの良い季節ですが、キス釣りは封印してカワハギ狙い。去年の秋一度トライしましたが、ベラばかり釣れてカワハギはゼロでした。いろいろ設備投資もしているので、このまま引き下がれません。カワハギの旬は冬とされていますが、周年釣れる魚です。肝に栄養を取られない夏場の方が、身は美味しいという話もあります。

この日の元名海岸は、波静か、風はほとんどゼロ。カワハギがいるはずの岩礁に接続した砂地で竿を出します。早速、ササノハベラ。今回はベラを持ち帰ることにしました。ベラも唐揚げやら、南蛮漬けやらにすれば食えないことはない。サイズ的にもキスと大差ないし。昨今、魚も高価ですからね。我が家のタンパク源となってもらいます。・・・こいつはタンパク源になりません。シルエットはほとんどカワハギなのだが。

仕掛けを買い足すのを失念していて、この日の仕掛けは3セットしかありませんでした。何とかなるだろうと高をくくっていたら、根が掛かりで立て続けに2セットロスト。後がなくなったせいで魚探で底質を真剣に見るようになりました。後から思うと、細い糸をかませて「捨て錘」にすれば良かったのですが、気づきませんでした。

風はないが、流れはあります。こういう時はパラアンカーがまったく効かない。流れの上流にボートを置き、岩礁向かって流します。岩礁が近づいてくると、何か大物がヒット。何度か突っ込まれましたが、慎重にやりとすると・・・。やりました。ついに本命ゲット!しかも25cmの良型。2年越しの夢がかないまいした( ;∀;)。獲ったど~。

①岩礁から離れたところで仕掛けを入れ岩礁に近づく、②根が掛かりを避けるため、岩礁の真上では仕掛けを底から離して通過、③底質が砂地になったら、再び仕掛けを下す、とういパターンで連続して本命が釣れました。

カワハギが釣れるとされる岩礁の潮上は確かによくアタるしサイズも良いです。でも潮下でもちゃんと釣れました。魚探に魚が映ってなくても、アタることも結構ありました。あと、着底して糸を張ると同時にヒットというパターンが何度かありました。カワハギは4尾釣れました。最大で27cm、392gです。この時期だから肝は小さいでしょうね。でもどのくらい入っているか?楽しみです。(´▽`)

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肝は3尾には全く入っておらず、辛うじて1尾にちょこっとだけ入っていました。想像以上に厳しい・・・_| ̄|○ 勉強になりました。冬が楽しみです。

房総釣魚図鑑 No. 71 コブダイ

勝浦で釣れました(上下同じ個体)。この個体は45cm、1.8kgのメスです。性転換をする魚で有名です。体の大きな強い個体がボス=オスとなり、ライオンのように縄張り持って、ハーレムを作ります。最大で1m、15kgを超え、大きなものは頭のコブが発達することからコブダイの名前の由来となっています。別名カンダイ。食べてもおいしい魚です。この魚は、干物、カルパッチョ、刺身にして食べました。

外房でカンダイ

金曜日に有給休暇を取って、ボート釣りに行く計画を立てていましたが、強風と雨のため断念。ボートは無理でもおかっぱりなら・・・。家でぼーっとするよりも、雨に打たれながら釣りに行くことを選びました。英語圏の格言に「最悪の釣りの日でも、最良の仕事の日よりマシ(A bad day of fishing is still better than a good day at work.)」というのがありますが、今回は「最悪の釣りの日でも、家でぼーっとするよりマシ」ということ。

勝浦まで行って車を流し、風裏になりそうな場所を探しました。興津から松部まで来ると風はあっても波は大したことなさそう。ふと、「これなら地磯に行けるかも」と呟くと、これが名案に思えました。平日で悪天候なら人はいないだろうし、崖の下なら風裏になるかも。そこで勝浦の有名磯へ。

 

予想通り、人はいませんでした。完全な風裏ではないですが、釣りはできそう。

軽い仕掛けで浮きフカセスタート。数回投げてコマセが効いてきた頃に、30cmくらいのアイゴが釣れました。直後にでかいのが来たのですが、根ずれで1.75のハリスが切れました。

その後、アタリは遠のき、雨風は強くなってきます。、ヽ`、ヽ`(-_-;)、ヽ`

Bのガン玉を打って、深い層へ仕掛けを送り込みます。浮きも3Bにチェンジ。すると、浮きがすーっと沈みました。合わせるとかなりの重量感。でも、メジナじゃなさそう。竿を操り魚を弱らせ浮かすと、茶色の魚体が見えてきました。今日は茶色い魚が多い・・・。ブダイかな?

タモに収まった魚を見て思わず「カンダイ(コブダイ)!」と叫びました。人生初カンダイです。浮きフカセでカンダイが釣れるとは。45cm、1,786gとカンダイにしては小ぶりですが、食べるにはベストなサイズ感。

この後、もう一度モンスターが掛かりましたが、ハリス切れ。ここは、手前の磯がオーバーハングしていて、細いハリスでは太刀打ちできません。もし次があるなら、ハリスは3号です。肝心のメジナは20cmが1尾釣れただけ。25cm以上のメジナの釣り上げ記録は連続22回(足掛け5年)で途切れました。いつ終わってもおかしくなかったのですが、不思議と続いておりました。カンダイは最後にふさわしいゲストです。

さあ、どうやっていただきましょうか。

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上から、刺身、カルパッチョ、干物。カルパッチョと干物は美味しい。特に干物は、ほんのり脂が乗りつつ、ほくほくで、水分の多いこの魚のベストな食べ方かと。

一方、刺身はそうでもない _| ̄|○ ガックリ

身が柔いので平造りにしましたが、なんかしょっぱい。この塩味がカルパッチョだと気にならないのですが、刺身だと・・・。寒鯛というくらいだから旬ではないのでしょうけど・・・。勉強になりました。