房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

竿についての考察

今回(1/26)、幸いにして新しいメジナ釣りのタックルについて豊富な情報を得ました。同じ場所で前回(12/8)釣行よりも釣れているのに、腕の攣りはない。タックルを替えた効果があったといって良いでしょう。

では、リール(ヴァンキッシュ)竿(DXR)のどちらが効いたのでしょうか。今回、両方同時に替えてしまったので、どちらが効いたのか分からないのです(^_^;)。これを確かめるには、「旧竿と新リール」あるいは「新竿と旧リール」の組み合わせで、腕が攣るかどうか調べればいいのですが・・・。まぁ、やらないと思います。検証のために一日棒に振る気にはなれません。攣らなかったのだから、いいじゃん、ということで。

それを踏まえて感覚的な話をしますと、私は竿が効いたと思っています。私は、竿の重量と、持ち重りのことしか考えていませんでした。しかし、竿を曲げてみて、魚を掛けた後のクッション性も大事だと気づきました。

旧竿は2号、新竿は1.25号ですので、竿の固さがそもそも違います。旧竿は、あまり曲がらないので、魚の引きがダイレクトにゴツゴツと手元にくる。新竿は胴調子で、竿全体で魚の引きを吸収します。感触としてはフワフワです。これは、リールのドラグにも影響していて、新竿は竿がクッションになるせいでドラグの動き出しが遅いです。ラインブレイクを防ぐドラグの機能を竿が横取り(?)している感じです。

個人的には、フワフワよりゴツゴツの方が好きですが、腕が1日持たない。振り返って見ると、腕が攣るようになったのは、2号の竿を使うようになってからのように思います。ちなみに、2号を使っていたのは、その竿が安かったから(タックルベリーで8,165円)。竿の選択が、ちょっと無頓着過ぎました。

メーカーのサイトをみると、だいたいクチブト=1.25号、オナガ=1.5号のようです。私の行く房総の地磯では、1.25号が適していると思います。合理的な道具であれば、すぐにその利点に気づくはず。フワフワと感じるのもの、初回だけでしょう。