房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

房総釣魚図鑑 No. 52マコガレイ

少年時代の釣りブームの時、海釣りの花形ターゲットはカレイで、木更津とか袖ヶ浦に投げ釣りに行っていました。大抵は手のひら大ですが、一日に一枚くらいは30cm級が釣れ、それを釣った子がヒーローでした。そういえば、金谷の地磯で、ちょい投げをしたら、…

馴染みの店④ 新展開

ほぼ1か月ぶりに馴染みの居酒屋に顔を出すと、カウンターの中には細身の若い娘が立っていた。予想しない展開に、いささか面食らいつつカウンター席につくと、大将から「アルバイトのアサちゃん。先週から来てもらってる」と紹介された。真っ黒なストレートヘ…

房総釣魚図鑑 No. 51 マアナゴ

小学生の頃、釣りキチ三平のアニメが放映され、一大釣りブームが巻き起こりました。男子は全員釣りをやってましたねぇ。そのころ、友達と連れ立って夜釣りに良く行きました。海の夜釣りなんて危険が一杯で、今にしてみると良く親が許したものだと思います。…

房総釣魚図鑑 No. 50 マアジ

五十音「マ」シリーズ、トップバッターはマアジ。これまで釣った魚の尾数でいうと、メジナ、シロギスに次いで多いのがマアジです。サビキなどでマアジをターゲットに釣行することはないですが、メジナ釣りをやっていて、アジ狙いにシフトすることは結構あり…

房総釣魚図鑑 No.49 ボラ

ボラというと、都会のどぶ川をゆうゆうと泳ぎ回る、臭い、汚い魚というイメージが強いのではないでしょうか。釣りをする人でも、タモが臭くなるといって嫌う人は多いですが、私は「大」好きです。浮きフカセをやっているときに、ボラが寄ってくるとワクワク…

魚の視力ランキング

釣りをする人は魚の視力が気になるのではないでしょうか。魚の視力は、網膜の視細胞密度と水晶体の焦点距離から計算されています。ここでは、この手法で算出された、いろいろな魚の視力のランキングを紹介します。 ◆魚の視力ランキング◆ 1 位 フウライカジキ…

房総釣魚図鑑 No. 48 ホウボウ

元名海岸のボートで、キス釣りの外道で釣れたホウボウ。カサゴ目ホウボウ科の魚です。胸びれの軟条(とげ)が6本、脚のように発達していて海底を歩き回ります。胸鰭は蝶々の羽のように広がり、青い美しい模様があります。同じ場所に棲んでいるキスやコチの地…

房総釣魚図鑑 No. 47 ブリ(ワカシ)

このサイズをブリとは申しませんが、魚種的(標準和名)にはブリですので、ご容赦ください。最初に釣ったのは沖磯の浮きフカセでした。やっぱり、小なりともブリですので、嬉しかったことを憶えています。何か、釣り師として一つ成長したような気分になりま…

房総釣魚図鑑 No. 46 ブダイ

洲崎で釣ったブダイ。35cmくらい。メジナ釣りをしているとき、エサをハバノリにしたらたちまち釣れました。以来、ハバノリを見るとブダイを思い出して、時々針に付けたりしますが、洲崎以外ではヒットしていません。ブダイは鍋にして食べました。身がぷりぷ…

房総釣魚図鑑 No. 45 ヒラメ

写真は昨年の夏、片貝で釣れた40cmのヒラメです。この日は浮きフカセに反応がなく、早じまいを余儀なくされました。帰り際、「やり残したことはないか?」と自問し、「車にルアータックルがあったな。せめてセイゴでも」と思って、ルアーをキャストしました…

失敗しない日本酒選び

釣った魚を肴に一杯やるには、何はなくとも「美味い日本酒」、これが欠かせません。最近では日本酒の味の評価は、日本酒度=糖度(辛口:キレがある、甘口:まろやか)と、酸度(濃醇:コクがある、淡麗:さっぱり)を組み合わせて、「淡麗辛口」などと表現…

房総釣魚図鑑 No. 44 ヒラスズキ

ヒラスズキといっても、ヒラセイゴです(^^;)上総湊でセイゴに混じって釣れました。ボートシーバスで友人がヒラセイゴを釣ったことがあるので、小さいものは東京湾内にもいるようです。大型のものは磯で釣れることで有名です。勝浦の地磯で、ベイトを追いかけ…

房総釣魚図鑑 No. 43 ヒメジ

元名海岸のボート釣りでシロギスの外道で釣れたヒメジ。かつて一度しか釣ってない“一点もの”です。下あごの下にひげが二本あって、どことなく鯉に似てますが、ヒメジはスズキ目ヒメジ科でコイ目と関係ありません。もう少し暖かい海には、オジサンというやは…

房総釣魚図鑑 No. 42 ニシキベラ

ベラの仲間はカラフルなものが多いですが、最も派手なのが“錦”と称されるニシキベラ。12-13cmの小魚で、たまに釣れます。房総のベラのシリーズはキュウセン、オハグロベラ、ササノハベラ、ニシキベラで打ち止めです。ベラの仲間は浮きフカセ、ボート釣り、投…

房総釣魚図鑑 No. 41 ニザダイ

かの有名なニザダイ、通称、サンノジです。昨年の夏、乙浜沖堤で初めて釣りました。乙浜沖堤は私にとって異次元の世界でした。50cmのイスズミの群れが目の前を悠々と泳ぎ、35cmのアイゴがバンバン釣れ、そしてこのサンノジの登場です。イスズミ、アイゴ、サ…

真いわしで昼酒

①刺身用真いわし、5尾で178円!買いだ。 *********************************** ②つみれ汁 3枚におろし、2尾分を叩く。小麦粉大さじ1としょうが汁を加えて、再び叩き、丸める。沸騰した湯に入れ、浮かんできたら味噌と増えるワカメを入れる。 ***************…

ナマコ酢

① ナマコ80g×4本。これで、小鉢で4~6人前。② ナマコを塩でごしごしもみこみ、茶色いぬめりを取る。③ 両端(口と肛門)を切り、内臓を押し出す。④ 酢で洗い、冷蔵庫で保存。⑤ 食べるときに5mm幅に切る。⑥ 器に盛って酢をかけ、細切りにしたゆずを乗せる。◆コ…

メジナのムニエル

①メジナを三枚におろす。 22-23cmのメジナを三枚におろし、骨抜きで中骨をとる。皮目に飾り包丁を入れる。 ②味付け。 両面に塩コショウをし、小麦粉をまぶす。食べる際にレモン汁をかけるだけ、つまり、味付けはここだけなので、塩はややきつめに。 ③焼く。 …

あじフライ

①小アジ19尾。 興津で釣ったアジ。釣った日に頭と内臓を取って、冷蔵庫で保存。 *********************************** ②開く。 ぜいごを取って、腹開きに。開いた側を上に向け、背骨の下に包丁を入れ、すき取る。 背骨は骨せんべいにるため取っておく。 ****…