房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

大晦日 外房メジナ

晦日に外房に釣りに行ってきました。妻とネゴして、14時までに帰るという条件で合意しました。実釣時間は7時から11時半まで、4時間半です。海は穏やか。もうちょっと波っけが欲しいかな。開始早々、20cmサイズがちょいちょい釣れました。活性は良いようで、27cmまでサイズアップしました。これはキープしました。

正月の刺身は確保できたので、サイズアップを狙います。しかし、食いがピタッと止まりました。エサは取られるので、フグ系がいるのかもしれません。釣り場が太陽真正面なので、浮きが非常に見づらい。

11時を過ぎると、再びメジナがヒットするようになりました。群れが回ってきたようです。若者言葉でいうと、最後にワンチャンありそうです。広めにコマセを撒いて、群れを留めさせます。そして・・・。きました!30cm、490gを、秘技バッカン落とし。抜き上げた魚をテトラに落とさないように、とりあえずバッカンに叩き込みます。魚がコマセまみれになるのでやりたくはないのですが、苦肉の策です。まだ釣れそうですが、ここでタイムアップ。釣れたのは良かったですが、結局群れが回ってくれば釣れるというだけなのかと、無力感が漂いました。そんなもんかな。最終的に27cmと30cmの2尾を持ち帰りました。

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メジナと年末に釣ったシーバス(スズキ)は、正月の刺身になりました。スズキは熟成されて旨味がのってます。メジナは旨味が出るのはもう少し後ですが、脂の乗りも良く、歯ごたえ良く、スズキと好対照でした。ナマコ、天然マグロの中トロは五井の魚鶴で買いました。酒は、IMADEYAで買った福井の常山随一。どれも最高でした。幸せ過ぎて、すっかり飲み過ぎました。自分で準備して、二日酔いになるというマッチポンプな正月でした。