房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

ホンビノスの酒蒸し

ホンビノス貝、4個で197円。今日のつまみはこいつだ!

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②洗って、日本酒大さじ2~3を回しかけ、ネギを乗せ、ラップをして電子レンジで2~3分熱するだけ。沸騰してから10~20秒で良いかと思います。やりすぎると固くなります。

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③完成!ホンビノスは砂出し不要なので、超簡単に料理できます。お出汁たっぷり。たまりません。早い、安い、美味い、それなりにボリューミー、高たんぱく低カロリー。言うことありません。ないのは知名度でしたが、さすがに見慣れました。(^-^;

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達成感

(※リンクが多いので、タイトル「達成感」をクリックし、新画面で読むことをお勧めします。リンク先から本文に戻る際はブラウザの「戻る」ボタンを使用してください)m(__)m

どこから話そうか。まず、昨年7月に今、贔屓にしている天ぷら割烹に初入店した。11月には、店の大将に頼み込んで、釣りたてのアジとハゼをさばいてもらった。釣った魚を馴染みの店で料理してもらい、一杯やるという夢はこの時に実現した。

ただ、天ぷらと言えばキスである。この店に通うようになって、自分で釣ったキスを天ぷらにしてもらうという願望が膨らんだ。そこで、一度は引退しようと考えていたゴムボートを使った釣りに復帰する決意をし、今年4月に新しいゴムボートを買った

「復帰する決意」とは大げさな書きようだが、私としては一大事業だった。ボートとエンジンで15万円という買い物になる。機種選定から購入まで半年かかった。古いボートを粗大ごみにだし、出窓の下のスペースに収納するための木箱を設計し、製作した。新ボートは4月に届き、5月に2回の試験航行を行った。

満を持して、6/8に休暇を取って釣りに行くこととし、店には「釣れたら魚を持って行く」と予約した。3時間程度の釣行だったが、キスは2kg以上釣れた。この日は、大いに食べ、飲んだ。この天ぷら割烹に初入店したときから温めていた1年がかりの構想が実現した。

世の中、何々ロスという言い方が流行っているが、今の私はまさにそんな状態で、達成感と同時にいくばくかの寂しさを感じている。芥川龍之介芋粥という話しがあるが、夢なんぞ達成しない方が美しいのではないか、とか考えてしまう。

ここ2カ月ほど、いろいろと準備をしたうえボートも4回出した。たぶん、私はちょっと疲れているのだろう。疲れると大けがするのは身をもって知っている。少し休んで、じっくりと構想を練るとしよう。やりたい釣りのアイデアはたくさんある。

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山桃のジャム

今回、魚じゃありません(^-^; 某所に山桃がたくさん生っていたので、採取してジャムにしました。

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◆600gほど取りました。虫取り網があると便利。

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◆塩水に30分つけて虫を出し、何度か水を換えてゴミを流します。鍋にひたひたに水を張り、沸騰したら5分茹でます。

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◆裏ごしして、種をとります。山桃は種ばかり・・・。この時点で250gになります。砂糖を80g(3割くらい)入れて、とろみが出るまで煮ます。甘くしたければ5割くらい入れてもok。

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◆ジャムぽくなったらレモン汁を加えてひと煮たちさせ、完成。大変な作業のわりに、ジャムになったのはたった150gです。

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山桃は香りはちょっと他にないので、作る甲斐はあります。ラズベリーに近いですが、もっと爽やかで品がいいです。うちは毎日ヨーグルトを食べるので、3~4日でなくなります。レモン汁は色止めなのに、入れるのが少し遅かった。来年は気を付けよう。

鮒ずし

これが何かといいますと、琵琶湖の鮒ずしです。自分で作ったわけじゃありません。買いました。(^-^; 八重洲の居酒屋で、カウンターの隣の席に座ったのが、滋賀の鮒ずし店の若旦那でした。いろいろ話を伺っているうちに、ぜひ食べたいので着払いで送ってもらうことになりました。それがこれです。お値段4,000円くらい。これが高いか安いか・・・。一口、くちにすると・・・。

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 ・・・旨い!これは・・・アリだ!まず、「臭い」という先入観がありましたが、ぜんぜん臭くない。「くさや」とか「塩辛」とか「ニョクマム魚醬)」とかの臭みと、まったく異なります。基本的に乳酸発酵で、酸っぱいです。

「鮒ずし」「なれずし」は全ての寿司のご先祖です。発酵を省いて酢飯が使われるようになり、「バッテラ」などの押し寿司に発展し、これが江戸に渡って「握り寿司」になったわけです。

 魚の身の部分ですが、強いて言うと鮭の「氷頭なます」に近い感じがします。そして飯の部分は、濃厚なチーズのようです。チーズと違うのは、日本酒にめっちゃ合います。米同士だからでしょうか。飯を食べて冷えた日本酒で口すすぐと、ぱーっと日本酒の香りが花開いて、ああ、幸せ♡となります。

 丸(切ってない一尾のもの)で4,000円ですが、5ミリ幅で1-2枚で十分なので、一日おきに食べてもこの2カ月はもつと思います。だから、アリかな、と思います。

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ちなみに、この酒で鮒ずしを食べました。「風の森-純米しぼり華-」、奈良の酒です。4合瓶で1,100円くらいと安かったのですが、私の好みにどんぴしゃりでした。弱発泡ですっきりです。「おひとり様1本」だったので、次の日も買いに行ったのですが、売り切れてました。

千葉ポートパーク

早朝、千葉ポートパークに行ってきました。

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こんなところや、

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こんなところを攻めましたが、f:id:rioeyattchi:20180617120706j:plain

またしてもノーバイト。ボートを片付けていると、よく、おじさんが話しかけてきます。おじさん情報によると、青潮がでたということで、魚はみんな逃げてしまったとのこと。そういえば、魚というか生物がいない感じでした。↑水色もちょっと変か。

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唯一の収穫がこれ。マラソン用のGPS時計で速度を測りました。Pace8:40というのは、1km走るのに8分40秒かかるという意味です。マラソン業界?ではこの単位が用いられます。時速に直すと6.9km/hです。この後、8分20秒/kmまで上がったので、最高7.2km/hでした。ほかのジェイモps-1(1馬力エンジン)ユーザーさんの報告では、6.8km/hとかですので、エンジンは快調のようです。ちなみに、オールで力漕したら10分/km(6km/h)くらいでした。巡行だったら4km/hくらいだろうなぁ。1馬力とはいえ、漕ぐより全然速いです。

イシモチとキスのカラスミ

これが何かといいますと、イシモチとキスの卵巣を干したものです。左の大きいのがイシモチです。キスの卵巣は干物を作るついでに良くやりますが、イシモチは今回初です。あまりに立派な卵巣なので、干してみました。5日間陰干しにしております。ただ洗って干しただけです。これをカラスミといっていいのか分かりませんが・・・。

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本日の酒のあて。キスの干物とイシモチのカラスミ。キスは干すと旨味が凝縮され、フグの干物より美味しいと思います。イシモチのカラスミは全然いけますね。冷酒にピッタリの肴でした。

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