房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

カマスの塩焼き

金曜日(10/16)、シーバス釣りをしておりましたが、寒かったです(+_+)。寒さ対策が必要な時期になってきました。シーバスも寒さに弱いのか、食いは渋かった。帰り間際についにヒット!大きくないが、バシャバシャと何度も水面を割って元気いっぱいなファイトを見せてくれました。これくらいならと、ネットを使わず抜き上げてみると・・・。ややや、魚が違う(@_@)。

(なんだこれ、、、カマス?)。40cm近くあり、胴も太くて、カマスのイメージと違い過ぎて、なかなか事態が飲み込めなかったのですが、立派なカマスです。現場で〆て持ち帰りました。調べてみると、今の時期、東京湾で結構釣れているみたいです。ふーん、知らなかった。f:id:rioeyattchi:20201017184042j:plain身に水分が多いので、干物が有名ですが、鮮度がよければ塩焼きでいけるだろう、ということで、塩焼きにしました。f:id:rioeyattchi:20201017190447j:plain身が厚いので、開いて、飾り包丁を入れました。きつく塩を振って、15分ほど置き、浮いてきた水をきれいにふき取って、再び塩を振り、グリルで強火で8分焼きました。脂が滴り、旨そうです。

鮮度が良いので、身はほくほくです。白身なのに身に脂が乗り、臭みはまったくなく。飯にばっちり合います。小骨は少なく、食べやすい。忘我の境地で、一気食いでした。こんなに旨い塩焼きは食べたことがない・・・。本気でそう思いました。私の焼き魚ランキング1位です。

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追記:ちょっと大げさだったかなと思って、記事をアップしたあとでネットで調べてみると、「カマスの焼き食い一升飯」という言葉があることを知りました。焼いたカマスは美味しいので、飯が一升でも食べられるという意味です。焼き魚の王者という評価もあながちオーバーではない?(^^)。