房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録をアップして参ります。釣りのジャンルは、浮きフカセやルアー、陸から少し離れたボート釣りなどです。釣行記録は月に1-2度のアップになります。その間の埋め草として、これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑(五十音順)」や、エッセイなどをアップします。

エッセイ

馴染みの店② 常連客

「雨ばかりでね、全然だめだ。暇でしょうがない」と、おしぼりを差し出す大将。客は私一人だ。実のところ、今日は入店する予定ではなかった。大将に釣った魚を天ぷらにしてもらおうという一大イベントが翌週の土曜日に控えていたので、来週の中頃、顔出しよ…

馴染みの店① 赤ちょうちんデビュー

酒や食のエッセイが好きでよく読む。古いのは、池波正太郎の「散歩の途中にちょっと食べたくなって」、北大路魯山人の「魯山人の食卓」、開高健の「地球はグラフのふちを回る」「ロマネコンティ1935年」、山口瞳の「美酒礼賛」「酒食生活」「行きつけの店」…

アニサキス

刺身好きに突き付けられし匕首、汝の名はアニサキス-。 最初にその名を聞いたのは、故森繁久彌氏がアニサキス症に罹患したときでした。といっても、その姿は、子供の時分から知っていました。焼きサンマの内臓に入っている寄生虫(線虫)、火を通すと赤くな…

「河豚は食いたし命は惜しし」仮説

古来、「河豚は食いたし命は惜しし」と申しますが、私はフグを何遍食べても「上品なお味」くらいしか感じず、とても「命と引き換え」とまでは思いませんでした。自分は、味覚音痴なのか?と、悩んだ末、ある仮説にたどり着きました。 フグの別称「鉄砲」。そ…

アイゴのぜんまい

「房総釣魚図鑑」にアップするためアイゴについて調べていると、アイゴの腸は渦巻き状になっていることから「ぜんまい」と呼ばれて、地方によっては好んで食べられていることが分かりました。本当に美味しいのだろうか?それこそ臭みの元ではないのか?さら…