房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

千葉市海岸・ルアーでクロダイ

ゴールデンウィークで10連休なのですが、家族旅行やら、飲み会やら、爺婆の顔を見に行くやらで忙しく、このままだと釣りをせず終わることに気づきました。そこで、近場で早朝、無理くり釣りを挟むことにしました。

夜明け前の千葉市海岸で、シーバスを狙いです。3時に起きて、釣り場到着が3時半。風は弱く、温かい朝です。誰もいない岸壁から、静かにエリア10をキャスト。イメージとしては、開始数投で決まる、はず。

しかし・・・。エリア10で、沖合、ストラクチャ周辺、シャローと一通り探るも、ノーバイト。ワンダーに替えて、さらに遠くを探るも反応なし。もともと夜明けまで1時間の勝負なので、焦ってきます。ダメ元でバイブレーションで底を探るが、これもダメ。

東の空が白んできました。残された時間はわずか。最後はエリア10と心中です。思い切りロングキャストして、スローでリトリーブすると、待望のヒット!この時期に良く釣れる40cm台よりは大きそうな感じ。浮いてきた魚は、な、なんと・・・、クロダイ(38cm)!!クロダイ狙いの浮きフカセも、なかなか行けなかった今春ですが、まさかここで出会えるとは。まさに早起きは三文の徳です。

食べる分は確保したので、帰っても良かったのですが、時間もあるので続投。夜はどんどん明けてきました。一度、駆け上がりで、魚がルアーにバイト(誤爆)するシーンがありました。またクロダイっぽかったです。やはり、ルアーでクロダイを釣る鍵は“夜明け”でしょうか。

そしてまたヒット!クロダイかと思いきや、今度はシーバスでした。背中の黒い、居つき個体です。50cmですが、タモにはクロダイが収まっていたので、引き抜きました。考えて見れば今年初シーバスです。並んでパチリ。シーバスは食べきれないのでリリースしました。車で15分で行ける場所で、お金をかけずにこれだけの釣果。ありがたいことです。(T_T)

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お刺身。この時期は卵に栄養を取られて脂は乗ってませんが、歯ごたえと旨味で美味しくいただきました。

本ブログではお馴染み、カルパッチョ。脂のなさをオリーブオイルで補います。カルパッチョソース=レモン汁大さじ2、オリーブオイル大さじ2、砂糖小さじ1/2、塩小さじ1/2→少し塩辛いが、そのくらいでok。塩味はソースの量で調節する