房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

房総釣魚図鑑 No. 59メアジ

メアジ。今のところ生涯1ゲットの一点ものです。毎週欠かさず釣りに行っていたころ、トビウオだとか、コバンアジだとか、あまり見ない魚(私だけかもしれませんが)が釣れました。メアジもそんな魚です。毎回記録を付けているので釣ったのは確かなのですが、これらの魚をどう食べたか、味がどうだったか記憶があいまいです。南方系の魚で、マアジよりは脂が乗らないようです。目が大きくて、体が太く、マアジと間違えることはありません。

f:id:rioeyattchi:20180215181312j:plain

 

水曜どうでしょう・釣り企画

今から20年くらい前でしょうか。結婚する前、自分の部屋にお古のアナログテレビを置いて、UHFの室内アンテナをつないで千葉テレビを見ていたら、この妙な旅番組?を発見しました。唐突だったので前後関係はさっぱりでしたが、あっという間に引き込まれ、夜中に一人で笑い転げてました。

回を重ねるうちに、北海道テレビのローカル番組だということ、ミスターこと鈴井貴之がタレント事務所の社長で、大泉洋は所属タレントだということ、カメラフレームの外からタレントをいじるのが藤村ディレクター、カメラを回すのが嬉野ディレクターだということが分かってきました。再放送でオンエアーされてるものは、たぶん全部見ました。

釣りと関係ないコラムのつもりで書き始めましたが、そういえば、番組内で釣りもやっているので、記憶を頼りにその回を書き出してみました。釣り企画というより、バラエティー企画ですが・・・。

水曜どうでしょう・釣り企画>
・釣りバカ・・・多分、3回くらいやっている。船酔いと戦いながらの船釣りと、氷上のワカサギ釣りを2回か。シェフ大泉の悪夢のワカサギ料理が・・・。
コスタリカ・・・幻の鳥ケツァールを撮影する旅で、なぜか藤村Dが釣りにこだわりだし、目的そっちのけで釣りへ。結果、まったく釣れなかった。
・西表・・・ガイド・ロビンソン氏の案内で、オオウナギや手長エビ、ユゴイなんかを釣っていた。最後にカヤックフィッシングで、ハタの類も釣った。
ユーコン・・・ユーコン川をキャンプしながらカヤックで下る企画で、途中何度か釣りをした。ミスターがパイクをヒットさせるもバラシ。シェフ大泉の「グレーリング飯」がさく裂。

かつては、「願いが一つ叶うなら、どうでしょう軍団と旅がしてみたい」なんて時期もありました。今は、そうでもないです。これは自分自身にも言えることですが、若さというか、バカバカしさが薄まりました。仕方ないことです。新シリーズ(2018放送予定)も、一刻も早く見たいというほどでもないです。

どうでしょうメンバーは大泉洋のことを「大泉くん」と呼ぶので、私にとっても彼は「大泉くん」です。大泉くん、立派になりました。立派になりすぎちゃって、他のメンバーの絡みがどこかギクシャクしている感じが、痛々しい。やっぱり時は流れていて、あの頃の大泉くんと今の大泉くんは別物です。

この歳になると、昔の友達とかも、そういうことが多々あります。きっと、私自身もそうなんだろうなぁと。あの頃の自分と今の自分。同じ人間と思うと苦しかったり、恥ずかしかったりで、別の人間と思った方が楽だったりします。

それはさておき、大泉くんのことは応援しています。ここまでくると、なんだかもう、親戚の子供みたいな感じです。

f:id:rioeyattchi:20180214223319j:plain

何もないよりはマシと思って、適当に描いたぞぅ。

 

房総釣魚図鑑 No. 58 ムツ

写真は千倉で釣ったムツっ子。夕方に何度か釣りました。釣った瞬間は珍しい深海魚を釣ったと思ったのですが、調べたらごく普通に釣れることが分かりました。15cmくらいの小魚で、身が柔らかく骨が細いので、唐揚げに向いています。アカムツという魚がいて、口の中が真っ黒なことから、通称「のどぐろ」という名前で有名です。旨いですね、のどぐろ。最近は値段も凄まじいことになってます。ところが、アカムツはムツの仲間(ムツ科)ではなく、別の科の魚(ホタルジャコ科)です。

f:id:rioeyattchi:20180213122117j:plain

房総釣魚図鑑 No. 57 マルソウダ

マルソウダには苦い思い出があります。秋に勝山あたりでボートを出すと、しばしば、なぶら(捕食者に追われた小魚が海面から飛び出る状態)が起きたり、鳥山が立ったりします。そこで、キス釣りをしながらルアー竿も用意しておきました。なぶらが起きたので、素早くスピンテールジグをキャストしたら、この魚が釣れました。すぐに血抜きをしてクーラーに入れました。家に帰ってその日の晩に刺身にして、大変、美味しかったのですが・・・。妻がヒスタミン中毒を起こしました。激しい嘔吐と下痢で、トイレから動けない状態が数時間続きました。どうせ当たるなら私が当たれば良かったのですが、私の方は何ともなく。いずれにしても、私の認識が甘かった・・・。ブログに留めることで今後の戒めとします。

f:id:rioeyattchi:20180209122048j:plain

房総釣魚図鑑 No. 56 マハゼ

小学校1年生のとき父方の祖父の家に遊びに行き、江戸川でハゼ釣りをして30尾くらい釣りました。このときのことを夏休みの宿題の絵日記に描いています。思えばこれが釣りの原体験です。祖父も親父も江戸っ子の食道楽で、寿司や天ぷらを熱く語ってました。母方の実家も魚取りや釣り好きが多かったので、自然とそっちの世界に興味を持ちました。それで水産学部に入って・・・。あれれ、なぜか身の上話しになってますね。私にとって、ハゼはノスタルジーを誘う魚のようです。昨年、ハゼを釣って天ぷら屋に持ち込みました。ご関心の向きはこちらもご覧ください。

f:id:rioeyattchi:20180208185438j:plain

写真は木更津沖堤防で釣った22cmのケタハゼ

rioeyattchi.hatenablog.com

 

 

 

サイゼリアで酔っぱらう

 ご存じだろうか。 
サイゼリアのグラスワインは100円ということを(赤白)。
◎ 250mlのデキャンタが200円ということを(赤白)
◎ 500mlのデキャンタが399円ということを(赤白)
 あ、私は白しか飲まないので500ml飲むなら250mlを2回頼みますけどね。ぬるくなっちゃいますからね。差は1円ですし。250mlを3回頼めばフルボトル分で、たったの600円!
 お勧めのつまみはエスカルゴのオーブン焼き399円とミニフィセル169円のマリアージュ(食い合わせ)。ミニフィセルはフランスパンの小さいやつですが、この直径がエスカルゴのタコ焼き器みたいな器の直径とピッタリ。エスカルゴを食べた後の穴にミニフィセルを突っ込んで(マリアージュ!)、溜まっているガーリックバターを浸してガブリとかじりつくと得も言われぬ・・・( ^ω^)・・・。
 〆にペペロンチーノ(299円)を頼んで千円ちょっと(200+399+169+299=1,067円)。さあ、金のないときゃサイゼリアで酔っぱらいましょう。

f:id:rioeyattchi:20180207173924j:plain

房総釣魚図鑑 No. 55 マダコ

湊川河口でルアーに掛かったタコ。マダコだと思いますが、イイダコかもしれません(^^;)。魚は頭、内臓、骨と、重量の半分近くが不可食部分ですが、タコ、イカは9割くらい食べられるのでお得です。タコ、イカは貝の仲間で、殻を捨てた貝です。アンモナイトやオウムガイは殻が捨てきれていない中間の種類です。もうちょっと進化したのが甲イカで殻が体内に残っています。イカとコウイカは、英語でスクイッドとカトルフィッシュで別物になっています。水産物で、英語の方が語彙が多い例は珍しいですね。

f:id:rioeyattchi:20180206123545j:plain