房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

クリガニ

晩酌のつまみに何かないかとスーパーへ。すると・・・。

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宮城県産クリガニ、3杯250円。や、安い!実は先日、青森に出張した際に、このカニを買って食べて、大変旨かったのですが、3杯940円でした。青森で買ったものと比べるとかなり小ぶりですが、それにしても安い。というか、地元に行かないと食べられない味覚で「ああ、また青森行きたいなぁ」とか思っていたら、なぜ〇ップマートに?しかもこの値段?カニは当たりはずれが激しいが、イチかバチか、とにかく買いだ!

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早速、帰ってクリガニの茹で方をググってみました。3%の塩水を作ってカニを入れ、水から茹でていきます。沸騰したら10分茹でて、できあがり。小さいから足をばらして、包丁で足を割って、身をほじりました。ま、身は微々たるもんです。問題は、みそ。ぱかり。

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①うおーっ!②おお?③うおーっ!3杯中、2杯は身がみそと内子がたっぷり入ってました。1杯は、すかすかでした。

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合わせるお酒は先週買った「大典白菊 純米 トリプルA 無濾過生原酒」(岡山県)です。私の大好きな若干の発泡がある要冷蔵生酒です。これで一升2,400円。さて、カニは、1杯はスカでしたが、2杯はめちゃくちゃ旨かったです。食うほどに酒が旨く、飲むほどにカニ旨い。しみじみ日本酒に合うなぁ・・・。両方ともコスパ抜群です。言うことなし。いや、良い晩でございました。

房総釣魚図鑑 No. 65 コトヒキ

コトヒキの稚魚です。南白亀川でハゼ釣りしてたら掛かりました。なんかエサを取られるなぁ、と思ってたら犯人はコイツでした。イシモチのように鳴くので「琴弾」というらしいですが、琴の音がしますかねぇ。私は模様が琴の弦に似ているからかなぁと思ってました。シマイサキの仲間で、食べると美味しいらしいです。

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房総釣魚図鑑 No. 64 カライワシ

まだ一度しか釣ったことのない一点モノの魚種「カライワシ」。房総では珍魚なのでは?と思うのですが、どうなんでしょう(^^; 一宮川でこの魚を釣ったとき、初見にもかかわらず「カライワシ?」と口を付いて魚種名が出てきたのは、我ながら「さかなクン」だなぁと思いました。放流したので味は不明ですが、評判では小骨が多くて不味いようです。カライワシ目は恐竜時代からいたので古代魚で、ゲームフィッシュで有名なターポンも、カライワシ目です。この魚、ウナギと同じで孵化するとレプトケファルス幼生になるそうです。マジかよ!(@_@) ←さかなクンですなぁ。。f:id:rioeyattchi:20200316114833j:plain





房総釣魚図鑑 No. 63 キタマクラ

キタマクラ(^^;)まぁ、これを釣って嬉しいという人はあまりいないでしょうね。フグ目の魚で、毒があり、普通は食いません。名前も「食べると死ぬ」=「北枕になる(死体になる)」に由来しております。なんで死体を北枕(頭を北向き)に寝かすかというと、お釈迦様が死んだとき頭が北を向いていたから、らしいです。寒くって魚の活性が低いとき、この魚がぽつんと釣れることがあります。生物反応ゼロよりは、魚がいるということが分かって救われた気がします。よく見りゃ愛嬌もあるし、そんなに嫌いじゃないです('ω')。

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クロダイ・刺身・アラ汁・兜焼き

昨日釣った市原のクロダイを料理しました。さて、味はといいますと。・・・脂がきついなぁ。ひと口、ふた口は美味しいのですが、それ以上となると食いあぐむ。養殖マグロ並みでした。臭くはないのですが・・・。海釣り公園で餌たくさん食ってるからだろうか。味変を狙って握りずしにしました。こちらは酢飯のおかげで美味でした。。

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市原海釣り公園の前のゴロタ場

久々に市原海釣り公園に足を運んだところ、満員で入れず・・・。人気だな~。ちょとなめてました。移動する時間もないので、海釣り公園の売店でコマセを買って、対面のゴロタ場で竿を出すことにしました。f:id:rioeyattchi:20191116180544j:plainバッカンがないから、水汲みバケツを代用。アミコマセと配合エサ「アジパワー」(^^;)です。それからルアーでシーバスも狙ってみました。f:id:rioeyattchi:20191116181408j:plain水深測って、最初は竿一本くらいでやっていたのですが、当て潮でどんどん手前に流されて頻繁に根掛かりしました。そこで、タナを3ヒロにして、奥から手前に流したところ、竿をひったくる様なアタリが!

f:id:rioeyattchi:20191116182012j:plain35cm、730gのクロダイです。うっ、嬉しい!(^^)!。しかし、アタリは結局、この一回だけでした。どちらかというと、シーバスに期待していたのですが、こちらはノーバイトでした。海釣り公園は入れなくて、結果オーライでぎょざいました!(←浮かれてる)

シマアジとメジナ

シマアジは、刺身、塩焼き、握り、干物にしました。このサイズのシマアジはまだまだ脂が乗りません(^^;)。刺身にした一番大きいシマアジには若干の脂があり、王者の片鱗が見受けられました。余った刺身で作った“天然シマアジの握り”は、十分旨かったです。

メジナは煮つけです。サイズ的にも季節的にもあと一歩というところ。あと一か月すれば、脂は乗ってきます。水温が下がって、コッパグレの活性が落ちれば、サイズアップも期待できます。今回、好感触だったので冬が楽しみですが、果たして大きいのを引き出す腕があるかどうか(^^;)。

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