房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

山桃のジャム

今回、魚じゃありません(^-^; 某所に山桃がたくさん生っていたので、採取してジャムにしました。

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◆600gほど取りました。虫取り網があると便利。

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◆塩水に30分つけて虫を出し、何度か水を換えてゴミを流します。鍋にひたひたに水を張り、沸騰したら5分茹でます。

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◆裏ごしして、種をとります。山桃は種ばかり・・・。この時点で250gになります。砂糖を80g(3割くらい)入れて、とろみが出るまで煮ます。甘くしたければ5割くらい入れてもok。

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◆ジャムぽくなったらレモン汁を加えてひと煮たちさせ、完成。大変な作業のわりに、ジャムになったのはたった150gです。

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山桃は香りはちょっと他にないので、作る甲斐はあります。ラズベリーに近いですが、もっと爽やかで品がいいです。うちは毎日ヨーグルトを食べるので、3~4日でなくなります。レモン汁は色止めなのに、入れるのが少し遅かった。来年は気を付けよう。

鮒ずし

これが何かといいますと、琵琶湖の鮒ずしです。自分で作ったわけじゃありません。買いました。(^-^; 八重洲の居酒屋で、カウンターの隣の席に座ったのが、滋賀の鮒ずし店の若旦那でした。いろいろ話を伺っているうちに、ぜひ食べたいので着払いで送ってもらうことになりました。それがこれです。お値段4,000円くらい。これが高いか安いか・・・。一口、くちにすると・・・。

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 ・・・旨い!これは・・・アリだ!まず、「臭い」という先入観がありましたが、ぜんぜん臭くない。「くさや」とか「塩辛」とか「ニョクマム魚醬)」とかの臭みと、まったく異なります。基本的に乳酸発酵で、酸っぱいです。

「鮒ずし」「なれずし」は全ての寿司のご先祖です。発酵を省いて酢飯が使われるようになり、「バッテラ」などの押し寿司に発展し、これが江戸に渡って「握り寿司」になったわけです。

 魚の身の部分ですが、強いて言うと鮭の「氷頭なます」に近い感じがします。そして飯の部分は、濃厚なチーズのようです。チーズと違うのは、日本酒にめっちゃ合います。米同士だからでしょうか。飯を食べて冷えた日本酒で口すすぐと、ぱーっと日本酒の香りが花開いて、ああ、幸せ♡となります。

 丸(切ってない一尾のもの)で4,000円ですが、5ミリ幅で1-2枚で十分なので、一日おきに食べてもこの2カ月はもつと思います。だから、アリかな、と思います。

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ちなみに、この酒で鮒ずしを食べました。「風の森-純米しぼり華-」、奈良の酒です。4合瓶で1,100円くらいと安かったのですが、私の好みにどんぴしゃりでした。弱発泡ですっきりです。「おひとり様1本」だったので、次の日も買いに行ったのですが、売り切れてました。

千葉ポートパーク

早朝、千葉ポートパークに行ってきました。

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こんなところや、

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こんなところを攻めましたが、f:id:rioeyattchi:20180617120706j:plain

またしてもノーバイト。ボートを片付けていると、よく、おじさんが話しかけてきます。おじさん情報によると、青潮がでたということで、魚はみんな逃げてしまったとのこと。そういえば、魚というか生物がいない感じでした。↑水色もちょっと変か。

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唯一の収穫がこれ。マラソン用のGPS時計で速度を測りました。Pace8:40というのは、1km走るのに8分40秒かかるという意味です。マラソン業界?ではこの単位が用いられます。時速に直すと6.9km/hです。この後、8分20秒/kmまで上がったので、最高7.2km/hでした。ほかのジェイモps-1(1馬力エンジン)ユーザーさんの報告では、6.8km/hとかですので、エンジンは快調のようです。ちなみに、オールで力漕したら10分/km(6km/h)くらいでした。巡行だったら4km/hくらいだろうなぁ。1馬力とはいえ、漕ぐより全然速いです。

イシモチとキスのカラスミ

これが何かといいますと、イシモチとキスの卵巣を干したものです。左の大きいのがイシモチです。キスの卵巣は干物を作るついでに良くやりますが、イシモチは今回初です。あまりに立派な卵巣なので、干してみました。5日間陰干しにしております。ただ洗って干しただけです。これをカラスミといっていいのか分かりませんが・・・。

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本日の酒のあて。キスの干物とイシモチのカラスミ。キスは干すと旨味が凝縮され、フグの干物より美味しいと思います。イシモチのカラスミは全然いけますね。冷酒にピッタリの肴でした。

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馴染みの店⑥ シロギスのフルコース

釣った当日、馴染みの天ぷら屋さんに、キスを持ち込みました。いろいろ作ってもらいました。

 ①まずはお造り。27cmのジャンボキスがあったので、これは刺身で。釣りたてだから歯ごたえ良く。ほんのり脂がのっていて、甘味もあり。大将も、こんなデカいキスは市場でも見たことないと言ってました。(←買う人がいない、ということでしょうね(^^;)

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②塩焼き。こういう単純な料理こそ、プロと差がでるな~。潮の香りと、ほのかな苦みがなんとも・・・。無言で3尾平らげました。

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③天ぷら。メーンです。釣りたてのキスの天ぷらは、身がほくほくです。心ゆくまで堪能しました。居合わせたお客さんにも振舞い、楽しんでもらいました(ラッキーですね!)。下の写真はメゴチ。今回メゴチは1尾しか釣れなかったですが、これも旨い。今度は狙ってみようか。

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f:id:rioeyattchi:20180610113259j:plain④〆の握り。さすが大将、憎いねぇ。いや~、魚へんに喜ぶと書いて、鱚ですなぁ~。時間を忘れて、すっかり飲み過ぎました。

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上総湊でキス釣り

①昨日、上総湊にキス釣りに行ってきました。6:30スタート。

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②出だしから、良型キスが次々と

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③マックス27cm! 太い!

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④イシモチも釣れました。・・・なんかちょっと、いつものイシモチとちがうなぁ(._.)と思って調べたら、通称イシモチは「シログチ」と「ニベ」がいて、これは「ニベ」の方ですね。いつもは「シログチ」を釣っていたようです。勉強になった。

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⑤エサが無くなり、10時で終了。短期勝負だったので基本1匹掛け。ちょっと景気良すぎだったかな。でも、そのせいで大きいのが掛かったのかも。

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⑥全部で2.3kg、44尾でした。

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昼から風が強くなるという予報だったので、餌もあまり買わず、3時間半の釣りでした。時間と餌があれば、100尾行けそうな勢いでした。自作餌入れの使用感はベリーグッド!。もはや、これなしでは、やれません。新しく買った竿受けは、持って行くのを忘れました(爆)。キスは馴染みの天ぷら屋さんに持って行き、おいしくいただきました。(^^)