新ボートの進水式と思ったら、ボート届かず!やむを得ず、龍島港で浮きフカセ。クロダイを狙うも不発。23cmのメジナ2尾を持ち帰りました。帰ったらボートが届いてた。ま、いっか。
ジンガサ
ジンガサは磯や護岸にへばり付いている貝です。侍が被る陣笠にそっくりなので、そう呼ばれますが、標準和名はマツバガイといいます。剥がすのはちょっとしたコツが要ります。休んでいるときは岩と貝殻の間に少し隙間があるので、その隙間にマイナスドライバーのようなものを差し込んで、テコを使って剥がします。一度失敗すると岩に密着してしまうので、“急襲”が肝心です。磯釣りの合間にちょこちょこっと採取してお土産にします。腹の部分を塩をつけてごしごし洗って、スプーンで身を貝から剥がします。私は、肝も一緒にワサビ醤油で生で食べます。磯の風味、こりこりとした歯ごたえ、濃厚な肝の脂が一体となって口に広がり、酒の肴に最高です。まじでアワビより旨いです。
馴染みの店⑤ 常連とは?
またやってしまった・・・。通過するだけのつもりなかったのだが・・・。つい・・・。
その金曜日は酒蔵信州で買ったお気に入りの日本酒「黒澤80」の四合瓶をカバンに入れていた。スーパーで刺身でも買って、コイツで金曜の夜をささやかに楽しもうと思っていた。しかし。よせばいいのにわざわざ馴染みの店の前を通ると、金曜だというのに空いているじゃありませんか。(そうだ、大将の肴でコイツを飲もうか?)。むくむくと良からぬ考えが膨らんできて、気づいたら、もう暖簾をくぐっていた。とほほ。
大将は私の顔を見るなり「いい時に来た。これ上げます」と、一枚の紙を出した。手に取ると何かの講演会の案内文だ。「さっきまでいた〇〇さんが、あなたに渡してほしいって」。しばらく、訳が分からなかったが、だんだん思い出してきた。その〇〇さんは、年末に居合わせた客で、歴史の話しで盛り上がった。彼は、何かの勉強会の幹事をしていて、そのときも「時間があったらどうぞ」と講演会の案内をくれた。その講演会にはいけなかったが、彼は私を覚えていたようだ。今回の講演の内容も、やはり歴史もので「西南戦争」とか「戦艦」といった歴史マニアの好きそうなワードが並ぶ。怪しげな自己啓発セミナーの類とは違うようだ。「それにしても、名指しとは光栄ですねぇ」。
この日は、アサちゃんもいて、持参した黒澤をついでもらった。刺身は、ヒラメと、縁側、ホタテ。いい気分であっけなく四合瓶を空けてしまった。ちょうど読み終わった文庫本があったので、彼女に進呈した。米澤穂信の短編集「満願」である。米澤穂信はアニメにもなった「氷菓」の作者なので、へべれけのおじさんは、高校生にぴったりのように思ったのだった。
アサちゃんの帰った後、酒の持ち込みの話しになった。事前に「好きな酒があったら持ち込んでいいですよ。チャージはいただきますが」と言われていた。ところが、実際に持ち込む客はめったにいないそうで、私で3人目くらいだという。
この店の常連になりたくて、昨年から通っている。最近、大将をはじめ、アルバイトの女の子、他の常連さんなどと良い関係が築けてきたように感じる。こういうのも、ひとつの財産じゃないかな・・・。「新ボートでキス釣ったら、天ぷら、よろしく」と言い残して、千鳥足で家路についた。
ゴムボート準備中
ボート本体はまだ届いてないのですが、いろいろと準備を進めています。
①馬
使用後にポータブルシャワーを使って、現場で洗ってしまおうと考えております。これはボートをのせる「馬」です。英語でソーホースというんですが、ソーホース用の金具を買って自作しました。金具2,360円、木材1,636円、木ねじ316円、木材カット100円で、合計4,412円。大体、思ったようなものはできました。
②ガソリン関係
ガソリンは金属の携行缶というものがないと売ってくれないそうですので購入。ジェイモは2サイクルエンジンなので、2サイクル用のオイルと混合容器も購入。んんん?これ、よく見るとオイルじゃないぞ!混合燃料そのものだ。間違えた・・・。容器と並んで売っていたので、つい。ま、これも使えるからいいか。というか、リッター398円なら、最初からこれ使えばいいのか。赤タンクも、混合容器も、いらないじゃん(´・ω・)。
③スピードプレート
極めつけは、これです。ジェイモ用のスピードプレート。スクリューの上にこれをつけると速くなるというカスタムパーツです。なんか、赤ん坊が生まれる前にいろいろ買っちゃう親みたいですな(*´з`)。
オカモトFR700
昨年の秋、15年間使用したゴムボート(オカモトFR700)を処分しました。エアー漏れ、水漏れがちょっと看過できなくなってきたためです。合計でキス釣り23回、326尾釣りました。キス以外では、アジ、アナゴ、マルソウダ、コウイカなどが釣れました。磯渡しも使用しました。実は、ゴムボートから足を洗って、貸ボートに移行しようかと考え貸ボートを試してみたのですが・・・。やっぱりゴムボートの自由度は捨てがたい!時間も場所も拘束されない、ゴムボートは私にとっては「どこでもドア」なのです。
さて、なかなかカッコいい船ですが、4人乗りのボートを一人で出し入れするのは、体力的にもう無理。新艇(ブラックマグ205)は2人乗りを選びました。さらに漕ぐ負担を減らすため、エンジン付(ジェイモps1)きです。上手くいけば相当楽になると思うのですが。そして、キス釣りだけじゃなくフィールドも広がるのでは・・・。
ブラックマグ205買いました。
前回(3/9)釣りに行ってから1カ月以上が経ちました。春先は仕事の関係であまり釣りに行けません(ブログのアップもすっかり・・・)。しかし、ただ座っていたわけではありません。いろいろと構想を練ってました。何かというと・・・。昨年秋に古いゴムボートを退役させて、新しいボートをまだ買ってなかったので、この間、いろいろ検討してました。実は大体の方針は秋には決まっていたのですが、ずるずると今日まで来てしまいました。しかし、昨日、ついにポチっとしました!
買ったのは、ジョイクラフトのブラックマグ205です!1馬力の船外機もセット!142,000円!(;´∀`)
購入コンセプトは「トランサムが付いていている最小のボート」です。トランサムというのは、船外機を付ける板のことです。この定義だと、厳密には、ブラックマグ175が最小になりますが、重量が1kgしか違わないので、205にしました。
重量ですが、ブラックマグ205は19kgで一人で担げるサイズです。前のゴムボートはオカモトのFR700というボートで重量は21kgありました。4人乗りで長さが260cmあり、一人では担げませんでした。ブラックマグ205は2人乗りで203cmです。かなり小さいです。実は、ラポッシュ260というボートと最後まで悩んだのですが、最終的に軽さを優先しました。
船外機は2馬力にするか、1馬力にするか、これも悩んだのですが、1馬力を選択しました。1馬力エンジンのジェイモps1は、重量が5kgと軽く、2ストロークエンジンだから、横にしても大丈夫という触れ込みがあるので、こちらにしました。少々割高ではあるのですが・・・。ここは後々後悔するポイントかもしれません。
結局のところ、今まで手漕ぎでやってきたので、動力を使って何をするか、はっきりとしたビジョンがないのです。2馬力があれば、行動範囲は広がるでしょうが、沖でエンコしたら???と思うと選択できませんでした。手漕ぎで帰れる範囲で、となると1馬力でいいか、と考えた次第。
さて、買っちゃったからには、いろいろと使い倒すぞぉ。届くのが待ち遠しい。