房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

市原海釣り公園(オリジナルメーカー海づり公園)

高校時代の友人に誘われ、初めて市原海釣り公園(オリジナルメーカー海づり公園)に行きました。彼は釣りの素人で、親子でこの海釣り公園に2回来ているが、一尾も釣れていないとのこと。今回は、言わば、助っ人で呼ばれたわけです。

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初めて来ましたが、すごい人の入りです。300人くらいいるのでは(後日談:この日の合計入場者は599人だそうです)。

「この人は伝説の釣り人だぞ。100%釣る!」と、彼の息子におおげさな紹介をされ、「まぁ、任せておきたまえ(一尾くらいは何とかなるだろう)」と高をくくっていました。ところが・・・。

私の口数が減るのに時間は掛かりませんでした。小魚狙いで、浮き釣りをするが、アタリがない。延々とオキアミがそのまま返ってくる。シーバスを狙うも、ルアーに反応がない。とにかく真昼間のカンカン照りで、魚っけというものがない。(やべぇ・・・)。

こうなったら、支柱周辺についている小魚を一尾釣って、とにかく肩の荷を降ろしたい。ところが、5mおきにぎっしりと釣り客がいるので、なかなか狙える支柱がない。とぼとぼ歩いて場所を探すと、ぽっかり空いている所があったので、そこで仕掛けを入れてみる。

タナ5mほど仕掛けをなじませると、初めて浮きに反応が。(これアタリか・・・?)と思っていると、ギュイーンと突っ走りました。間違いなくクロダイです。が、ハリス0.8号はあえなくラインブレーク(涙)。

こんな真昼間で、人がわんさかいるなかで、クロダイが掛かるとは・・・。(今日は小魚でいいんだってば・・・)。友人とその息子に、「でかいの掛ったんだけど、糸切られた」と報告するも、「ふ~ん・・・(本当かよ)」という反応。そりゃそうだよなぁ。

すぐ隣に家族連れの釣り客が入り、同じパターンで流すのが厳しくなった。もはやこれまでか、と思ったら、なんとまた浮きに反応が!

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手ごたえはさっきより小さいが、それでも32cmのクロダイでした。取り込みの最中、ギャラリーが寄ってきて、ちょっとした人だかりができました。ここでバラすわけにはいかない、いろんな意味でプレッシャーのかかる取り込みでした。

「伝説の釣り人(?)」は何とか面目躍如しました。その後、友人親子もサビキで25cmくらいの太ったサバを釣りました。

さて、海釣り公園、なかなかどうして馬鹿にしたものではないです。入園料920円かかりますが、ごみ箱はあるし、水道があって道具は洗えるし、トイレも、売店もあり、とにかく快適。何といっても、我が家から30分で行けるので、また行こうかと思います。