房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録をアップして参ります。釣りのジャンルは、浮きフカセやルアー、陸から少し離れたボート釣りなどです。釣行記録は月に1-2度のアップになります。その間の埋め草として、これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑(五十音順)」や、エッセイなどをアップします。

房総釣魚図鑑 No. 60メジナ

個人的にも、釣り産業としても重要な魚ですが、釣りをやらない人にはあまり知られていない魚です。すでに、「No.24 クロメジナ」を書いていますが、ここではメジナとクロメジナ(=クチブトとオナガ)を合わせて書きます。

関西ではグレ、九州ではクロと呼ばれています。クロと呼ばれるだけあって確かに黒っぽく、火を通すと真っ黒になります。メジナは磯魚で、市場に出回る量は多くないですが、何度かスーパーや回転ずしで見かけたことがあります。

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メジナは旨いか不味いか、意見が分かれます。夏は不味くて、冬は旨いという説もあります。曰く、冬は海藻を食べるから美味しくなる、とか。私は1000尾近く釣っていて、200~300尾は食べてますが、魚の中で一番旨いと思っています。ただし、25cm以上のもの。冬場、25cmサイズを関東風の甘辛い煮つけにすると最高です。冬は、これが食べたくて釣りに行きます。35cmくらいになるとオスは白子が発達して、これも旨い。メジナの白子はフグの白子に匹敵する、という話しがあります。

 

『DASH海岸「フグの白子より美味しい」と言う人も!』
www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2015/0222/02/

 

メジナは暖かい海の魚なので、房総は北限に近い。寒さ対策で普通のメジナより脂肪をたくさんため込んでいる。だから、房総のメジナは旨い??と勝手に仮説を立てています。しかし、房総の郷土料理にメジナは聞かないなぁ。どうでしょう、「房総の寒メジナ」とか、ブランド化を検討してみては。

ここ数年、数はそこそこ釣るのですが30cmどまりです。ヒットは打つがホームランが出ないというか、器用貧乏というか。釣行回数が限られているので、つい手堅くなってしまっています。そろそろ殻を破りたい今日この頃です。

それから、最近、房総のメジナの釣れ方が変わってきている気がします。全体的にクチブトが減っている印象があります。魚種交替が起きているのでしょうか。メジナについて書き出すと止まらなくなるので、とりあえず、この辺で。

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