房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

富津新港でゴムボートシーバス

f:id:rioeyattchi:20200528135948j:plain休暇を取って、富津新港に行ってきました。10年ほど前、シーバスに凝っていたころに10回くらい来たと思います。当時、シーバスとイナダが釣れました。ここは魚はいるものの、堤防が高くて取り込みが難しいこと、加えてアマモが生えていて釣りづらいという印象でした。まぁ、アマモが生えていて、小魚がいるからシーバスもいるわけですが。そこで、今回は・・・。f:id:rioeyattchi:20200528140007j:plainマイボートです。これなら、取り込みは大丈夫。アマモ場があっても、その周りで釣りができちゃいます。脳内では勝算アリだったのですが、現地釣り師(エギング)から、「ボート?はっはっは。面白いとは思うけどね」と一笑に付されました。不穏な空気が漂います。f:id:rioeyattchi:20200528140244j:plainベストポイントの堤防先端の深場を狙うも、反応なし。ベイトの魚っけなし。釣り人の姿もなし。ちょっと季節が早いかな。f:id:rioeyattchi:20200528140224j:plainシャローのアマモ場へ移動。そういえば、堤防からのキャスティングでアマモ場でバラしていたことを思い出しました。藻がルアーに引っ掛かり、釣りづらいですが、なんとか藻の切れ目でルアーを泳がすと・・・。f:id:rioeyattchi:20200528140306j:plainキタ――(゚∀゚)――!! やっぱりいるじゃん。絶対にバラすものかと、竿先を水中に突っ込んでジャンプを抑えこみました。ネットも慎重に水中で。一度も水を割らせずにキャッチしました。ゴムボートの特権ですな。

50cm, 970gのシーバスです。ルアーはX80SWのゴールデンライム。まさにアマモ場にピッタリな色ですが、たまたまです。上州屋新橋店にはこれともう一色しかなかった(^-^;。

この後、風が強くなり、実釣3時間で終えました。結局、バイト(アタリ)はこの1度きりです。パラシュートアンカーを使いましたが、海底のアンカーでしっかり固定して狙った方が良かったかもしれません。なにはともあれ、ゴムボートからのシーバス狙いで、結果が出てうれしいです。

<自分用備忘録>

7:30 出発

9:30 現地着

11:00 出航

14:00 帰航

16:30 現地発

使用ガソリン 900ml

つるな

山菜シリーズ第5弾!山菜というか海岸植物ですが、「つるな」です。あちこちの浜で、ちょこちょこ生えていたのですが、小さくて摘むには至らずにおりました。子供と富津に遊びにいくと、ついに大群落?を見つけました。f:id:rioeyattchi:20200525172430j:plain

f:id:rioeyattchi:20200525172506j:plain立派です。摘んで帰りました。葉が柔らかいのでこのままサラダにできそうですが・・・。ぱくり。むしゃむしゃ、う~ん、ダメですね。やっぱりアクが強い。お浸しに決定。

1%の食塩水で2分茹でて、水にさらします。水を絞り、一口大に切って、好みの濃さに調節しためんつゆに浸しました。別名「ニュージーランドスピナッチ(ニュージーランドほうれん草)」というだけあって、ほうれん草っぽいです。もはや山菜というより、普通に野菜です。しゃきしゃきしておいしかったです。f:id:rioeyattchi:20200525172541j:plain

房総釣魚図鑑 No. 66 ニベ(イシモチ)

自分が釣った「イシモチ」は「シログチ」だと思い込んでいました。しかし、よくよく調べてみると「ニベ」であることが分かりました。「シログチ」と「ニベ」は何が違うかというと・・・。

 尾ひれ シログチ:丸い⇔頂角あり:ニベ

体 長 シログチ:40cm⇔70cm:ニベ

吻 端 シログチ:丸い⇔やや尖る:ニベ

(参考:原色魚類大図鑑)

言われてみると、確かにイシモチは二種類います!。勝手な印象だと「シログチ」は深海魚っぽく、「ニベ」はシーバスっぽいというか。ニベはシログチより大きくなり、ルアーで釣られています。写真は上総湊のボート釣りで釣った32cmのニベです。刺身と天ぷらにして食べました。刺身はとてもおいしかったです。

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なお、No.32「シログチ」の写真は「ニベ」だったので、取り下げましたm(__)m。早くシログチ釣って、写真アップしたいです。

上総湊 30cmオーバーのイシモチ

上総湊にボート釣りに行ってきました。今回実釣2時間程度の予定なので、荷物は最小限です。f:id:rioeyattchi:20200518093426j:plain自作延長ハンドルを試しました。周囲に何もないところでは快適に使えました。しかし、急ハンドルが切れないので、障害物のあるところでは使えません。予想通り。もっとも、この日はまったくの無風で、あまりエンジン使いませんでした。消費したガソリン100ml未満です。f:id:rioeyattchi:20200518093507j:plainさて、釣りの方は・・・。前日の雨で水が濁ったせいか、キスはまったくだめ。写真のピンキス1尾という過去最低記録を更新しました。キスの隣にぶら下がっておりますが、この日はフグの攻勢がすさまじく、ばんばんハリスを切られます。無風でボートが風で流されないので、ゆっくり手で漕いでいると、大きなアタリがあり、何かと思ったら大きなイシモチでした。ネット持っていてよかった。f:id:rioeyattchi:20200518093551j:plain釣果はピンギスとイシモチのみ。イシモチは32cm、430gありました。立派!あまり釣ったことがない魚なので当然、自己新記録です。f:id:rioeyattchi:20200518093622j:plainイシモチは刺身と天ぷらにしました。イシモチは身が固くて旨味がある。超、美味い。正直、驚きました。f:id:rioeyattchi:20200518093651j:plainこの他、上総湊の浜近辺で採取した明日葉、ハマボウフウ、姫竹を天ぷらにしました。明日葉、ハマボウフウの爽やかな風味は天ぷらによく合います。予定では魚はキスだった。f:id:rioeyattchi:20200518093709j:plainおまけ:イシモチは卵を持っていたので、カラスミ作成中。干してるだけですが。前に一度作ってます。こちら参照。f:id:rioeyattchi:20200518095452j:plain<自分用備忘録>

・当日タイムライン

04:30 起床
04:50 出発
05:40 現地到着
06:20 出船
09:00 戻り
11:15 片づけ終わり、山菜採りへ
12:00 現地出発
12:45 帰宅

・餌ジャリメ70g(10g135円)で、半分以上余る。

・ガソリン消費 100cc未満(左使用前、右使用後)

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ワラサで作るブリ大根

房総沖のワラサ(ブリの小さいもの。養殖ではない)のアラが198円。鮮度すばらしく、結構な量です。買いだ!ブリ大根を作って酒の肴にしようと思ったら、嫁の目に留まり、晩のおかずに接収昇格。f:id:rioeyattchi:20200513150923j:plain<下ごしらえ>

①塩を振って15分、②ぐつぐつ煮立った熱湯にくぐらして、③流水で洗います。f:id:rioeyattchi:20200513151256j:plain<調理>

煮汁(醤油1/2カップ、酒1/2カップ、みりん1/2カップ、砂糖大さじ2、水2カップ)を煮立たせ、ワラサと大根を入れて、弱火で20分煮こみます。大根に火が通ったことを確認し、火を止めて冷まします。冷ますと味がしみ込みます。f:id:rioeyattchi:20200513151506j:plain<トッピング>

サンショウを採取。植えたばかりのサンショウが可憐すぎて、葉を摘むのがためらわれました。f:id:rioeyattchi:20200513151547j:plain <完成>

いやー、旨かったっす。ワラサということで、ブリよりくどくなくブリより身が柔らかかった。大根も味が良く浸みていた。あっさりめのアラだから、身の方はそんなに脂乗ってないだろうな。一番美味しい部分を、カットまでしてもらって198円。分量的には4人前くらいあった。ありがたい話です。たくさん食べるには、すこし味が濃かったので醤油の分量は半分でよかったかも。

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ジェイモ 延長ハンドル自作

そろそろ、キス釣りに行こうかと、ボートの準備をしております。マイボートは、ジョイクラフトのブラックマグ205と、1馬力エンジン(ジェイモps-1)です。この組み合わせで、一つ難があるのが、船外機のハンドルが短い点です。

 

ハンドルが短いと、エンジンを操作するため船尾寄りに座らないといけません。すると、重心が後ろになります。ボートの長さが短いので、この状態で加速すると、船首が浮き上がって、ばんばん水を叩いてしまい、スピードがでません。

 

また、進行方向を向くと体をねじって後ろ手で操作することになるので、腰が痛い。体をねじらずに、前を向いて操船したい。それからもう一つ言うと、ただでさえ狭いので船首側のスペースをもっと活用したい。

 

そこで、もっと船首寄りに座り、前を向いて操船するために、塩ビパイプで延長ハンドルを作りました。前を向くとき、アクセルレバーはスポンジ素材の円筒を挟んで固定し、後ろ手で速度設定できるようにします。舵角が小さく大回りしかできないので、これを使うのは、周りに誰もいない大海原が前提です。

 

<速度を調整したいときは、後ろ手でアクセルレバーを操作>

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姫竹

最近、何のブログが分からなくなってきておりますが、また見つけたので続けます(^-^;。山菜シリーズ第4弾、姫竹。道路から少し入った、駐車場わきに生えてました。山菜に凝りだすと、山菜の方から声をかけてくるかのように(*´▽`*)、あちこちに生えております。皮をむいたら、虫に食われているものが何本かあり、ほんの一握りになってしました。味噌汁に入れるかな。本当は、天ぷらがいいのだけれど・・・。虫問題、ゴミ問題があるので、皮は現場でむいた方がいいですね(+_+)。

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