勝山のボート釣りで釣れました。トラギスはテテカミという異名があり、パクッと噛みつきます。痛くはないですが、あまりのいじらしさに切なさを覚えます。しかし、非情に徹してコウイカのところで書いたブイヤベースの出汁に使いました。ブイヤベースの主役は小魚なんです。本来は、捨ててしまうような雑魚を使う漁師料理です。本場マルセーユの「ブイヤベース憲章」では出汁の小魚は4種類以上使うこと、と定められています。もっとも、「地中海の岩礁に棲む魚を使う」とも書かれているので、日本の魚で作るのはブイヤベース風?のスープですかね
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