房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録をアップして参ります。釣りのジャンルは、浮きフカセやルアー、陸から少し離れたボート釣りなどです。釣行記録は月に1-2度のアップになります。その間の埋め草として、これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑(五十音順)」や、エッセイなどをアップします。

房総釣魚図鑑 No. 6 アカメフグ

 ご多分に漏れず、このフグも相当旨いらしい。でも、フグの素人調理は「ダメ、絶対」。福田蘭堂という釣り名人が、作家の志賀直哉一家に自分が釣ったフグを振舞ったところ、危うく中毒を出しそうになり、志賀直哉に「やっぱりフグは怖いね」と言われた、という話があります。蘭堂は何度も自分で食べているので大丈夫と思ったわけですが、フグの毒化は個体差があるのです。

 本種とは別種のヒガンフグも目が赤いため、ヒガンフグをアカメフグと呼ぶケースがいたるところであり、流通量からいえばヒガンフグはアカメフグよりアカメフグです。ヒガンフグの話しになりますが、御徒町の吉池という魚屋ではむき身を手ごろな値段(700~1,500円/尾)で売ってます。薄造りにして、友達に振舞ったところ「今まで食ったフグ刺しで一番旨かった」と言われました。一部では、ヒガンフグの刺身はトラフグより上と言われています。

 

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部原で釣った、ずっしり重いアカメフグ。カエルみたい。