シーバスを釣る人には、お馴染みといいますか、避けて通れない隣人、アカエイです。東京湾奥にも、木更津の干潟にも、なぜか南房総の磯にもいます。これが掛かると、電車道で、ドラグが止まることなく突っ走られ、何もできずにラインブレークなんてこともままあります。尾ひれに毒針があります。化学的な毒もさることながら、物理的な貫通力が脅威で、ウェーディングでこれを踏んでしまうと大けがをしてしまうという、恐怖の生物です。何度か釣りましたが、食べようと考えたことはなかったです。
ところが、ちょっと調べると食材として実に多彩で、捨てるのはもったいないように思えてきました。ただ、どうやって持って帰るかが問題。食べられるのは縁側周辺と肝なので、現場で〆て解体だろうか。・・・大仕事だ。やるからには、釣りどころではないネ。
上総湊で釣ったアカエイ。2~3kgはあった。