房総の魚たち・陸っぱり釣り師の備忘録

房総の陸っぱりを中心とした釣行と、釣魚料理の記録。釣りのジャンルは、浮きフカセ、シーバス、陸から少し離れたボート釣りなど。これまで釣った房総の魚たちを紹介する「房総釣魚図鑑」や、エッセイなどもアップしていきます。

餌箱 自作しました

前々回、イラストで描いたエサ箱(↓)を作ってみました。

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ダイソーで材料購入。540円でした。板は桐材で6mm厚と3mm厚の2種類です。

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②材料をカット。

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③組み立てて完成!イラストとふたの向きが違いますね。その訳はといいますと・・・。

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④クーラーにこのように収まります。

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⑤餌箱の蓋を開けると、手前に作業スペースが出現!

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⑥左にジャリメ、右に石粉、手前で餌付け作業、キスが釣れたら奥の隙間から下に落とす。ボートの上ではこんなイメージ。連チャン突入なら、クーラーの蓋は取り外した方が良いかも。

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⑦ちなみに、作業形態からもクーラーの蓋は閉まります。

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クーラーにピタリと収まって気持ちいい。これで効率アップ間違いなし? 最近、DIYばかりやっている気がする(↓)。肝心の釣りの方はいつ行けるのか・・・。

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クーラーをダイワのクールラインαII GU1500に買い替えました。エサ箱もこれに合わせて、改造しています。以前のクーラーは、横方向の出っ張り(棚?)に乗せていたましたが、今は縦方向です。この餌箱は、ボート釣りにマジで欠かせません。

エンジン付きゴムボートのある生活

最初のゴムボートを買ったのは15年ほど前である。買った目的は、伊戸の沖磯に渡礁するためだった。今考えると、当時のメジナ釣りに対する執念はすごかった。ただ、地磯や漁港でもいいサイズのメジナは釣れるようになったので、わざわざ危険な渡礁はしなくなった。代わりに、これを使って年に2~3回はキス釣りに使うようになった。

ボートのキス釣りなんぞ、それほど魅力的な釣りと思っていなかったが、やってみると、なかなかどうして面白い。そのアタリといったら姿やサイズに似合わず暴力的で、群れに当たると、ガンガン釣れ上がる。もちろん、キスは食べても旨い。天ぷらもいいが、干物も旨いし、握っても旨い。

ただ、この釣りにも難点があった。キスはボートを流しながら釣るため、漕いで風上に戻るという作業を繰り返すことになる。これがなかなか大変。それに加えて、ボートの出し入れ作業が重労働だ。特に使い終わった後、持ち帰って、洗って、干してから仕舞うのに半日くらいかかってしまう。年齢のせいとは思いたくないが、体が(特に腰が)きつくなってきた。

昨年秋に、旧ボートのエアー漏れがひどくなってきたので、この際ゴムボートは引退してレンタルボートに移行しようと考え、一度、勝山でレンタルボートを借りてみた。当たり前だが、事前に予約が必要で、場所と時間の制限がある。途中、携帯電話で「ボートで立たないでください!危ないですよ」と注意された。釣果はそこそこあったが、自分のやりたいことは、これではないことが良く分かった。

そこで、引退を撤回して、ボートを新調することにした。条件は、前のボートより軽いことと、動力をつけること。それで選んだのが、ブラックマグ205とジェイモps1である。これまで2回使ってみて、自分の選択は正しかったと実感している。

まず、軽い。実際は、前のボートより1.2kgしか軽くないので「軽く(楽に)運べる」と言った方が正しい。前のボートより全長が67cm短くなった一方で、チューブ径が2cm太くなっているため、膨らませたまま簡単に肩に担げるようになった。膨らませたまま車まで運び、馬とポータブルシャワーを使って、現地で洗って乾かす。前回の釣りでは、家で一切水道を使わずに収納できた。確実に片付けの作業量は軽減された。

それから、エンジンである。やってみると、景色を見ながら進むのはなかなか楽しい。なにより楽だ。この機動力は、キス釣りでは大きな武器になるだろう。実際に使ってみて、「コイツは結構、使えるゾ」と、あれこれアイデアが湧いてきている。前回、千葉ポートパークでストラクチャーに着いたシーバスを狙ってみた。エンジンなしでは、まずやろうと思わなかった釣りだ。

しかし、やっぱり、まずは大好きなキス釣りで成果を上げたい。時期も良くなってきている。今からボートを出す日が待ち遠しい。

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いつも頭は海の上。

エンジン付きゴムボートのある生活を堪能している私の脳内をタイトルに現してみました。さて、次の釣行ですが、休暇を取って半日くらいシロギス釣ろうと考えています。そして釣ったシロギスを馴染みの天ぷら屋に持ち込んで、たらふく食ってやろうと妄想中です。

キスは風でボートを流して釣りますが、エンジンがあると風上に漕いで戻るのが楽になります。そして風上に戻る間も、仕掛けを入れて「エンジン流し」ができるかもしれません。だから、型にはまれば相当数が伸びるのではないかと期待しています。

竿は右舷、左舷、と正面の3本出したい。狭いボートの上で3本ハンドリングするのはかなり大変です。これまでは、2本でも回らないくらいですが、竿掛けを使って、上手く工夫したい(でも難しいだろうなぁ)。

魚を取り込んで、餌を付けるという一連の作業を効率化するために、クーラーの上に餌箱を付けようかと考えています。こういうものは市販されていますが、それに合うクーラーを用意しなければならないし、結構値がはる。

しばらく釣りに行けないので、徒然に、100円ショップで板を買ってきて、適当に自作しようかと思ってます。完成したらアップします。

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千葉ポートパーク

千葉ポートパークの浜から、ストラクチャーのシーバス狙いです。前々からやってみたかった夢が実現しました。この公園、どういうわけか、ボートを出す場所があるんですよ。非常に快適。足をぬらさずに蹴りだせました。

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さて、沖の浮標や・・・、

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船着きバースなどを、ルアーでタイトに攻めましたが・・・。

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ノーバイト!!残念。でも、かなりいい感じはします。家から近いし、ボート出すのは楽だし、何度か通ってみようと思います。('ω')v

 

片づけている最中、何人かに話しかけられました。

「どうだった?」

「ダメでした。アタリなしです」

「もう入ってきていい頃なのに、今年はおかしいよね。どこら辺まで行ったの?」

「あそこら辺と、あそこら辺です」

「膨らませる人(←ゴムボートのこと)は、もっと奥でやってたよ」

と言われました。また別の人から、

「前も来たよね?」と言われました。どうやら、先輩がいるのは間違いなさそうです。

公園は潮干狩りができるようで、朝8時過ぎには駐車場が一杯になってました。

 

 

キスの酒干し

①キスを開いて塩を振って10分。そのあと酒で洗います。

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②風通しの良いところで3時間干す。今回は4尾しかないので、ざるに網かぶせて、干し網の代用にしました。

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③干しあがり。私は生乾きでオッケー。干せば干すほど固くなります。お好みで。

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④4-5分、軽く焦げ目がつくくらい焼きます。

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キスといえば天ぷらですが、酒干しも旨いです( ^^)。うまみが凝縮され、キスは身に味があるというのが良く分かります。そのまま食べてもよし、マヨネーズをつけてもよし。日本酒によく合います。

上総湊(ボート)

 4/7(土)に念願のゴムボートと1馬力エンジンのセットを注文した。4/20(金)に休暇をとっていたので、この日に進水式をするつもりだったが、肝心の荷が届かなかった。その後の週末はいろいろと行事が続いて、やっと空いたのが一か月後の5/19(土)だった。天気予報では、昼ごろ南東の風から北西の風に逆転する予報で、逆転する合間の2-3時間は風が止むという。釣りは無理だと諦めていたが、急きょ、釣行を決めた。

 風のやむ時間にあわせてゆっくりめに家を出て、途中釣具屋でジャリメを1000円分買い、10:45頃に上総湊についた。風と波を確認すると、どうやら大丈夫そうだ。早速準備にとりかかる。ボートを砂浜に運び、膨らませる。2人用のスモールボートなので、フットポンプで十分だ。エンジンをとりつけ、釣り具を積み込む。それから、酒を振りかけ安全を祈願した。

 時刻は11:30。いざ出航!意気揚々と蹴りだしたが・・・。座板に刺さる旗竿が邪魔で乗り込むのに手間どる。座板に座ってみるが、はじめてでオールが上手く引けない。丸っこい船型なので、とっさにどっちが前か分からなくなる。もたもたしているうちに、波くらって浸水・・・。ぎやぁぁ・・・。

 やむなく、一度浜に引き返し、荷物を全部おろしてから、ボートを裏返して水を出す。やれやれ。これが洗礼というやつか。進水式がとんだ浸水式だ。気を取り直して、二度目のテイクオフ。波を食らって若干水が入ったが、今度は沖に進んだ。この日はちょっと波が高かった。

 オールを引きやすいようにイスの位置を調整し、ようやく、普通に漕げるようになった。事前にオールを引くシミュレーションをやっておけば、まごつかなかった。エンジンのことばかりに気を取られ、オールを引くことを忘れていた。

 沖でガソリンを入れ、何回かリコイルスターターを引くと、点火した。少しアイドリングしてから、回転を上げてみる。ビーンと甲高い音がする。結構、力強い。しかし、蛇行してなかなかまっすぐ進まない。「これ結構難しいぞ・・・」。進みたい方向の逆の方向にハンドルを推す感覚が分からない。右へ進みたければ左に推し、左に進みたければ右に推す。何度やっても間違え、船が円いせいもあり、くるくる回ってしまう。犬(船)が西むきゃ尾(スクリュー)は東なのだが、こればっかりは練習しかなさそうだ。

 一通り、動作確認が終わったので、釣りを始めることにした。実のところ確認や準備が不十分だったから、あれがないだの、これがおかしいだので、釣りまでたどり着かなくてもやむを得ないと思っていた。トラブルがなかったのは幸運だった。良品を送ってくれたジェイモとジョイクラフトに感謝したい。

 エンジンを切って、仕掛けを投入し、ボートを風で流す。100mくらい流したところで、ぐぐぐっとキス特有のアタリがあり、15cmのキスが釣れた。ボートを浮かべられた上に魚まで釣れた。これ以上何か望んだらバチが当たるというものだ。500mほど流してから、エンジンを始動し、再度風上へ戻る。これを繰り返す。漕がなくていいから本当に楽だ。この日は3時間で20cmの良型を頭に13尾釣れた。シーズン初めだから、こんなものだろう。

 14時に上がろうと思っていたが、14:30まで延長し、陸に上がった。いったん車に戻り、ボートを乗せる馬を準備する。ボートを担いで馬に乗せ、ポータブルシャーワーで砂を落とす。波が入ったせいで、かなりドロドロになっていたが、何とかシャワーのタンクの7リットルの水で足りた。その後、タオルで水けを拭きとり、乾かす。乾いたらブルーシートの上でたたんでバッグに収納。結局、現地を出発したのは16:00だった。

 今回、一通り脳内でイメージしていたことはできた。次回に向けて備忘録として次のことをメモもしておく。まずは飽きるまでキス釣りをして、その後、他魚種に移行したい。差し当たってはマゴチ、秋にはカワハギかな。夢は膨らむ。

<備忘録>
・ガソリンは缶から容器にあらかじめ移しておく。
・ガソリン消費は3時間で700mlくらい。
・仕掛けはボートを出す前に結んでおいて、輪ゴムで触れ回らないように固定する。
・旗竿は結節バンドで竿立てに固定したい。
・ジャリメは3時間1000円(70g)で十分余る。5時間程度は大丈夫と思う。
・エサ入れは、ジャリメ層と石粉層の2層になっていると使いやすい。
・馬を木ねじで固定できるように改良する。
・予備の水を10リットル程度用意しておく。
・ふき取り用タオルを2枚追加。
・ロッドホルダーを1個要購入。
・砂のついた小物を一度に運ぶためのズダ袋を用意。

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シロギス・握りずし

日曜の昼飯に、シロギスを握ってみました(笑)。おいしゅうございました。

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<反省会>
シャリは米1合で、酢25ml、砂糖大さじ2/3、塩小さじ1/2でした。美味しかったけど、なんか酢がきついなぁ、と思ったら、原因は「手酢」でした。酢を薄めずに手に付けてしまったのですが、酢を水で倍以上に薄めて使うものでした。あらら、どうりで。あと、炊飯器の酢飯モードで炊いたのですが、ちょっと固すぎたので、次回は水を多めに。シャリは少し温かい方が美味しいと思う。後は、やっぱり白身はもう一日置いた方が、旨味が出るはず。てなわけで、次はもっと美味い寿司を握って見せる!